世界の征服を目論む男、それを阻止し人々を守ろうとする魔法戦士。両者の戦いの末に世界はどうなっていくのか、という話。

収録されている４作、もとい魔法戦士シリーズは世界観に繋がりがあります。そのため過去作のヒロインが登場することもあります。

世界に広がりがあり多くのキャラが絡み合うのは楽しいです。しかし、CD2にメインヒロインとしては登場していないキャラ(主にCD1で登場)もいるため、CD2のみのプレイでは状況やキャラについて分からない部分も生まれると思います。

エンシェルレナはヒロインの視点、他３作は男主人公の視点です。単体での面白さはあまりないですが、複数本プレイしていくと面白くなってきます。

大体の絵は安定していますが、一部これはどうかなと思うものもありました。

１枚１枚が印象に残るようなものではないですが、それなりの質は保っていると思います。表情の変化はちゃんとしており、CGの差分が多めなのも良いです。

ＢＧＭは記憶に残りませんでしたが、場面ごとに自然なものだったと思います。歌は各作品オープニングに１曲あります。好みの歌はありませんでした。

音声はどのキャラも良かったです。Ｈシーンのピーなどの修正は特に無いです。

システム面は快適さが不足してます。複雑な世界観や細かい用語も出てくるためログを読み返したくなることもありますが、ログは１ページずつ読んだ文章を戻らなければならない億劫な仕様です。シナリオに力を入れるならログも読みやすくしてほしいです。

クリア後にCGを見る際、右クリックでCG選択画面に戻れるようにしてほしいです。差分が多いのは良いですがクリックが面倒です。

攻略は選択肢以外に戦闘も進行に影響したりするので、自力ですべてのCGを埋めるのはかなり大変です。エリクシルナイツ、レムティアナイツは１度クリアすると戦闘がスキップできます。エンシェルレナは戦闘が選択肢のみで進行します。

戦闘はおまけです。そこに期待しない方がいいです。

主人公の名前は変更不可、ディスクレス起動は不可です。
アンインストールする時は公式サイトのサポートページのファイルを使わないと色々消えずに残る可能性があるので注意です。

回数はたくさんです。４作合わせると２００個(回想枠)前後でしょうか多分。メインの魔法戦士が大半で他の子は１、２回程度です。

主人公、一般人、怪物に犯されるのが中心です。衆人環境での露出が結構多いですが羞恥心をもっと煽るプレイが欲しかった気もします。

魔法戦士が一般人や怪物に凌辱されるのが好きな人におすすめです。

４作入ってるということでコストパフォーマンスに優れています。その点だけでも十分買いだと思います。

ただ、CD2のシナリオを十分に楽しむにはCD1のプレイが必要なのではないかと。そちらは絵の古さはありますが３作＋おまけでお買い得です。

戦闘にあまり面白味を感じられないこと、攻略がなかなか大変なことによりストレスが溜まる面もあります。

とにかくエロに期待しましょう。それが大事です。
好きなキャラはココノ・アクアでした。

プレイはエンシェル→シンフォニック→エリクシル→レムティアの(発売)順を推奨します。



ネタバレ注意！魔法戦士コンプリートディスク２言いたい放題