恋姫†夢想〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜

メーカー
 イエティ
発売日
 2008年11月20日
得点
原画
 片桐 雛太
 八葉 香南
 日陰 影次
 かんたか
 さえき北都
 他
シナリオ
 K.バッジョ
 尾之上 咲太
 神代 いづみ
 新井 し〜な
 assault
 他
計測不可
ボイス
 あり(ヒロイン、一部男性キャラ)
価格
 8,190円(初回版)
ジャンル
 妄想満載煩悩爆発純愛歴史アドベンチャー


 ※諸注意
このページはPCで発売された「恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜」との相違点を中心に書いています。
よって読み進めるのであれば、ある程度のネタバレを含むことをご承知の上でお願いします。
買おうか迷ってる方には可能であればPCで発売された方をお薦めします。





 シナリオ
追加シナリオは移植元であるPC版のスタッフではなく別のコンシューマ版スタッフが書いており、そのため違和感を感じる場面が多々あります。

加えられた部分の詳細は適宜選択する個別シナリオ、魏に攻め入る前に呉と戦うルート、ヒロイン個別のエンドが3人分増加、クリア後に見られるおまけシナリオとなっています。

内容に関しては笑える部分もありますが大体は微妙です。

Hシーンの描写は省かれていますが、それを示唆する内容が書かれている場面は結構あります。
 グラフィック
追加された1枚絵は移植元であるPC版のスタッフではなく別のコンシューマ版スタッフが描いており、一目で違いが分かります。

絵柄が大分異なるので果たしてこれはどうなんだろうかと思うこともしばしばです。
 サウンド
音楽の再生スピードと音程が上がっているように聞こえています。音声、オープニングとエンディングのムービー部分では普通に聞こえていますが、環境に依るものではないかどうかは他のPS2やテレビでは試していないのでどうとも言えません。

プレイしてると慣れてくるのでとある一部分を除けばそれほど気にはなりません。
 システム/演出
戦闘はPC版と同様に1周クリアすることで次からスキップすることができます。操作は単純なので難しいということはないと思います。

セーブ数は100個から50個に減りました。
動作は立ち絵が切り替わるとディスクから読み込んでいるようなので表示が若干遅いです。恋姫は立ち絵の切り替えが多いゲームなので文章の早送りをするとその遅さがよく分かります。

演出面は明らかに悪くなりました。
オープニングのムービーはPC版の方が格好良いです。エンディングのムービーはPC版の方が感慨深いものを感じるでしょう。

最も不快に感じたのが挿入歌の場面です。サウンドの項で述べた再生スピードの変化により計算された演出が壊れてしまったために感動がだいぶ薄いものとなりました。

もし別のテレビで正常に動くのであれば幸いなのですが。
 総評
微妙なシナリオと合っているようには思えない絵、そして演出面の低下。これが初プレイなら楽しめるゲームだと思いますが、PC版をプレイ済みでは辛いものがあるかもしれません。

良かった点と言えばシナリオが面白く感じられたものもあったことです。声優の演技は変わらずしっかりしており、当然追加シナリオにも声は入っているのでヒロインの新たな台詞が聞けるのは嬉しいです。

恋姫の世界をもっと多く楽しみたい、という方に良いと思います。
他はないですからこれに向かう以外はゼロしかないわけです。
よって、好きなヒロインとの会話と何かを秤にかけて見ればいいのではないでしょうか。

私はもうどっぷりはまってしまっているので出る=買うで秤とかありません。



ネタバレ注意!恋姫†夢想 言いたい放題

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