恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜【新装版】

メーカー
 BaseSon
発売日
 2008年4月11日
得点
原画
 片桐 雛太
 八葉 香南
 日陰 影次
 かんたか
 さえき北都
シナリオ
 K.バッジョ
 尾之上 咲太
 神代 いづみ
 新井 し〜な
 assault
計測不可
ボイス
 あり(ヒロイン、一部男性キャラ)
価格
 9,240円
ジャンル
 妄想満載煩悩爆発純愛歴史AVG


 シナリオ
妙ないざこざから三国志の世界へとタイムスリップしてしまった主人公。そこで出会った少女達と共に、正義を胸に乱世を鎮めて行こうという話。

三国志に関しては諸葛亮、関羽、呂布など極一部の名前だけ知ってるという程度の知識でしたが、このゲームをプレイする上で三国志の知識はなくても大丈夫でした。主人公が普通の人のため小難しい話はあまりなく周りに流されつつどんどん進む感じ。

特に良かったのは、登場人物が多くても各キャラがちゃんと立っていて、複数人が会話に参加していても全くごちゃごちゃしませんでした。基本は会話を中心として進み、ただ心情を描写しただけの文は少なめだったことも読みやすさに繋がっていたと思います。

日常的な会話を楽しみつつ盛り上げるところは熱く盛り上げるメリハリのあるシナリオだったと思います。
 グラフィック
原画は5人いますが絵の違いは登場人物もいろんな人がいるためむしろ複数人で良い感じが出てます。

立ち絵は会話でコロコロ変わるため心情が読み取りやすいです。Hシーン以外の一枚絵は枚数が少なめに感じましたが、一枚一枚がキャラクターのイメージを象徴している印象を受けるものでした。

 サウンド
BGMは場面に合っておりぴったりです。歌の方は3曲使われていましたが、どれも素晴らしく、オープニング曲は映像と相まって格好良い!の一言です。

ボイスは演技に驚きました。かけ声や号令など気迫を感じます。オープニング曲のタイトルが「Howling Soul」ですが、それを表すようにキャラの魂がとても強く伝わってくるようなものも多くありました。
音楽、ボイス共に目を見張るものがあります。
 システム/演出
会話部分での選択肢はほぼないです。一本道でそれに見たいシナリオを選択し付随させていく形をとっています。

戦闘部分は簡単な選択だけで行えるので悩むことはないでしょう。作り込みはあまり深くないようなのでごり押しでも大体いけます。戦闘システムに期待は禁物です。ちなみに1周クリアすれば戦闘は飛ばせます。

演出面は音楽、ボイス、グラフィック、効果音の質の高さやタイミングの良さもあり非常に充実しています。終盤の演出はプレイ後も心に残りました。心地よい余韻です。

主人公の名前は変更不可、ディスクレス起動は可となっています。
 Hシーン
回数はキャラの多さもありシナリオを重視したものとしては多め。
メインクラスのヒロインは4〜6回、その他のヒロインは2回前後という感じです。

シチュエーションは和姦のみでいくつか3Pもありますが基本は大体普通のものです。尺の長さはちゃんととってありエロ分に抜かりはない感じです。
 総評
どの要素も満足できるバランス良くまとまった作品だったと思います。戦闘以外でこのゲーム良いかも、と思った部分があればお勧めします。

ただ基本的には1本道のストーリーなので2週目に真新しさはないです。また、人によって展開の好き嫌いが分かれそうな面もあります。

忘れちゃいけないのが【新装版】ということでおまけとしてお返しディスクの内容が入っておりお得感はバッチリ。

人を選び、そこそこの評価をする人とすごいハマる人が生まれてそうなゲームだと思います。
私はもちろん大満足でした。



ネタバレ注意!恋姫†無双【新装版】言いたい放題

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